運動器障害 ロコモティブシンドローム【谷津 津田沼 南船橋 習志野】
こんにちはBody Care Lab谷津整骨院小林です!
今回は運動器障害について話してこうと思います!
最近ではロコモティブシンドロームとも言われますね!
運動器障害とは簡単に言うと年齢が上がるにつれて身体が動かしにくくなるということです。
筋肉や関節が動かしにくくなっていってしまうっていう事ですねー!
病院に行くとお医者さんから「年齢のせいだね~」とよく言われるあれです...
動作の遅さや、やりずらさはどうしても出てくるものではありますが、その理由に対して説明します。
まず原因としては関節の動きを制限する病気や、筋力低下、こわばり、振戦、動作の開始困難を引き起こす病気(パーキンソン病など)のせいで、動作が困難になることがあります!
あとは生活習慣病なんかがここ十年ぐらいは原因として多いです。
また、痛みを感じる事で動きが制限される事も多いです。
筋肉や靱帯、骨、関節に痛みがある人は、意識的にも、無意識的にも動きを制限する傾向にあります。
こうして動きが制限されると、神経系や筋肉に動かす機能があるにもかかわらず、筋力低下を起こしているという事になります!
関節は、次の理由から可動域が制限されることがあります。
・痛み過去の関節のけがによって、かなりの瘢痕組織ができている。
・関節を長期間動かせない状態(脳卒中などによって腕が麻痺した場合や、包帯や三角巾で腕をつっていた場合)によって、腱が短くなっている
・関節炎や急性外傷によって、関節に体液が蓄積している(関節が固まった感覚がでる)
・外傷で断裂した軟骨の破片が関節の動きを妨げている
・同じ姿勢が長時間、あるいは日常的に同じ動作を繰り返している場合
この中で、皆さんの関りが多いのは一番最後の同じ姿勢や日常的に同じ動作を繰り返している場合です。
これにより使えている部分と使えていない部分の差が徐々に大きくなり、筋肉、腱の動きが悪くなり関節に制限を出します。
それに伴った運動器障害が非常に多いです。
筋力低下は多くの人が、疲れたときや体が弱ったときに筋力低下を訴えますが、本当の筋力低下とは、本人が、最大限に力を入れても筋肉の正常な収縮が起こらない状態をいいます。
随意筋(自分の意志で動かせる筋肉)が正常に収縮するためには、脳が信号を出し、その信号が脊髄と神経を伝わり、正常に機能する筋肉に届く必要があります。
なので、本当の筋力低下とは、神経系、筋肉、神経と筋肉をつなぐ接続部(神経筋接合部)に影響を及ぼす外傷や病気の結果として起こります。
神経の伝達速度は年齢によって個人差はありますが確実に遅くなっていきます。
患者の症状と評価の結果に基づいて、筋力低下は判断できます。
まず、患者が正常な強さで筋肉を収縮できるかどうかの確認を行います。
筋力が正常で、患者が関節を動かすのに困難がある場合は、患者に力を抜かせて、施術者が患者の関節を動かすこと(他動運動)を試します。
動かすと痛む場合は、関節の炎症が問題である可能性があります。
他動運動でほとんど痛みがないのにその動きが妨げられる場合は、関節拘縮や、神経系の病気を原因とするけい縮や硬直によるこわばりが問題である可能性があります。
他動運動でほとんど痛みがなく、その動きも妨げられない場合、患者に対して、可能な限り努力して動かすように促します。
それでも動かすのが困難で、依然として動きで痛まない場合は、神経筋接合部に問題がある可能性が高いです。
運動器障害(ロコモティブシンドローム)のセルフチェック
1)片脚立ちで靴下がはけない
2)家の中でつまずいたり滑ったりする
3)階段を上るのに手すりが必要である
4)横断歩道を青信号で渡りきれない
5)15分くらい続けて歩けない
6)2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
7)家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
治療はストレッチ、そして理学療法などになります!
可動域が制限されている関節では、ストレッチ運動と理学療法で、関節の柔軟性を最大にできます。
当院では最新機器を用いた電気療法での筋力強化やストレッチ、マッサージによる筋肉の調整、正しい体の使い方、姿勢など根拠に基づき、患者さんにあった治療で運動器障害の改善をしています。
自分はどうだろう?など気になった方はぜひご連絡下さい!
最後まで見て頂いてありがとうございました!!