足底腱膜炎について 【谷津 津田沼 奏の杜 南船橋】
BCL谷津整骨院小林です!
今回は足底腱膜炎(そくていけんまくえん)についてお話していきます!
1原因
足底腱膜炎は、スポーツなどで走ったり、歩いたりを長距離続けたり、
ジャンプやストップ、ダッシュを繰り返す、
あるいは自分の足に適さない靴を履いて長時間行動する、
硬い道路でトレーニングを続けることで、足底腱膜に過剰な負荷が生じ、痛くなります。
足底腱膜炎は足の筋力不足や柔軟性の低下などが原因となり、
運動や日常生活を通じて、その部分を使い過ぎることで引き起こされることが多いため、
スポーツをする際などにはストレッチをすると同時に練習環境やメニュー内容を調整することが大切です。
それ以外にも、扁平足や外反母趾など、もともと足部に変形などがある方にも、足底にある腱膜部に負荷がかかって足底腱膜炎になりやすいです。
足底腱膜炎とは足底の腱付着部に起こる炎症のことで、踵の痛みを訴える疾患のひとつです。
大人になると足の疾患のなかで約10%程度を占めると言われていて、症状が引きにくいものとされています。。
陸上のランナーなどに多く認められるスポーツ障害の一つでもあり、
安静などによって一時的に症状が改善しても、症状が繰り返すことがあります。
この病気は、走れば、走るほど足底部の痛みが強くなり、主に足部において踵を中心とした足裏に痛みが出ます。
階段を昇降する際や、つま先立ちの姿勢をとる時に痛みの症状が強く出ます。
一般的に、運動時間が長くなればなるほど足底の痛みが強くなっていき、
最悪の場合には日常生活で歩けないぐらいの強い痛みになることもあります。
3治療法
症状が軽度の場合は、数か月程度で症状が軽快していくと言われています。
治療で重要となるのは筋肉の柔軟性を出すことです。
ストレッチやマッサージ、電気治療などがメインになります。
筋肉や筋膜に柔軟性を出すためには、
足底腱膜だけでなくそれに続くアキレス腱やハムストリング、下腿三頭筋を含めた下肢後面の柔軟性を高める必要があります。
もしストレッチをした際に患部に痛みが生じる場合は、ストレッチを中止しましょう。
4まとめ
足底部には踵から足の指にかけて足底腱膜があり、足底部の土踏まずであるアーチ部を支えることで歩行時や走る際における足裏の衝撃力を吸収する役割があります。
さらに、足底腱膜は衝撃吸収した力などを蹴りだすエネルギーへ変換して活用する機能があるため、
足底腱膜炎になってしまうと足底部が地面に着地する際の衝撃吸収力だけでなく蹴り出す力が低下して走りにくさや歩きにくさに繋がってしまいます。
足底腱膜炎は一時的に症状が改善しても再発することが多く、症状を放置して悪化すると日常的に運動やスポーツができず普段の生活が制限されてしまいます。
違和感や痛みが軽度の内から症状を放置せず、治療していくことをお勧めします!